2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

江戸時代の人魚  アンデルセンと松岡青蘿

「荒海に人魚浮けり寒の月」(*)という俳句に出会ったときの驚きをどこから話せばいいでしょう。子供の頃、最初に出会った人魚は、アンデルセンの「人魚姫」、その次が小川未明の「赤いろうそくと人魚」だったでしょうか。この2作品の影響で、私にとって人…