『欧米の隅々 市河晴子紀行文集』(*)、旅先からの絵葉書を受け取ったかのように胸躍らせながら、拝読いたしました。そしてお返事を書きたくなりました。ご無礼かもしれませんが、「三喜さんと歩調を合して大股に歩き」、「対等ということはそれほどむずか…
『ル・クレジオ、文学と書物への愛を語る』(*)にこんな記述がありました。 「他に類がないほど道徳に凝り固まった小説―ーフランス文学では十七世紀にラ・ファイエット夫人によって書かれた『クレーヴの奥方』でしょうーーであっても、教訓はやはり曖昧です…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。