エリセ監督の最新作『瞳をとじて』には犬が出てくる。映画を撮らなくなった主人公が家に帰ると尻尾を振って出迎えるのは犬である。イーストウッド監督の『グラントリノ』でも孤独な主人公に寄り添う犬がいた。 犬の映画は好きではないが、映画の犬は好きであ…
ランボーは、10代で詩集をだし、20代で詩を捨て、30代で死んだ。だが、もし、ランボーが死の間際に再び詩の世界に戻っていたら、と想像する。いや、もし彼の遺作が見つかったら? それは十代の作品と明らかに違うものだろう。天才少年のままでいてほしかった…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。