2024-03-20から1日間の記事一覧

もし、ランボーが ......   ―エリセ監督『瞳をとじて』によせて―

ランボーは、10代で詩集をだし、20代で詩を捨て、30代で死んだ。だが、もし、ランボーが死の間際に再び詩の世界に戻っていたら、と想像する。いや、もし彼の遺作が見つかったら? それは十代の作品と明らかに違うものだろう。天才少年のままでいてほしかった…